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行ってきました、うまくたの路 その2 [るんるん徘徊]

 物凄い風きり音で目を覚ました土曜日です。大荒れの週末は、家でのんびりするのが吉みたいですね。まるで台風です。こんな朝は、寝覚めの珈琲とPat MethenyのStill Life (Talking) が良く合います。そんなかんじでお仕事開始ですw。

28) 行ってきました、うまくたの路 その2
10月9日のうまくたの街歩きの続きです。

 里山のブルーベリー農園は収穫が終わって、伽藍としています。作りかけの高速道路をくぐって、丘を登りお寺を通り抜け、また集落へと入ります。次の目的地は、鎌倉時代に開創された古いお寺です。
 水路沿いの細い道を歩いていくと、町外れに突然かわいらしい山門が現れます。門の横には、万葉集の石碑が立っています。
でも、良く考えると、万葉集は飛鳥時代や奈良時代ですから、直接このお寺とは関係ないのでしょうか?

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 山門をくぐって、暫く歩くと、金木犀の巨木が出現です。金木犀って庭の角にかわいらしく生えているものかと思っていましたので、ちょっと驚きです。
流石に巨木です。辺りに漂う香りもダイナミックです。

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 境内の木陰のベンチで、一服です。ベンチの脇には、参道を挟む様に比較的新しい石碑が立っています。ベンチに座ったまま、石碑を観察していると、石碑の一番下にちょっと珍しい、知人の苗字が刻まれています。
 相方が随分お世話になった方です。相方の話によると、木更津の山の上のお寺さんの息子さんとのことです。まさかとは、思いましたが、試しに写メを送ってみることにします。とても忙しそうな方なので、すぐに返事があるとも思えませんが。
 どんどん先に進んでいきましょう。水路沿いの竹林の道を歩いていくと、上からかわいらしい声がします。
姿は、モズのようですが、鳴き声が軟弱ですねw。求愛の声はこんな感じなのでしょうか?

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 そして舗装すらされていない、畑のあぜ道を進んでいくと、景色は湿地に変わり、背の高い雑草とガマの茂みを抜けて道は続きます。景色が開けるとつりふね草の群生地が広がります。
つりふね草は、あまりなじみがありません。でも、釣り船と言う名前に惹かれて観察ですw。

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 あんまり船の形ではないですね、湿原に自生する種類のようです。道は、細いデッキ状の通路に変わり、ハンノキ湿原の中を進んでいきます。ハンノキはいくら眺めてもそのありがたみが良く解かりません。
そして、湿原の終わりに水源があります。洞窟の奥の砂地の水底に丸い砂紋がいくつもできて、ゆらゆら動いています。刻々と変わる砂の文様を眺めていると、催眠術のように引き込まれていきます。隣に立ったおばちゃんのキウリをかじる音で、現実に引き戻されます。しかし、おばちゃんは何故にこんなところで、キウリを丸かじりしているのでしょう?。

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 後は、丘を越えて、武田川べりのコスモスロードです。今日はコスモスフェスティバルと言うことで、地元の人が大勢集まっています。
仮設ステージではフォークコンサートが開かれ、すれ違うおばちゃんが口ずさんでいます。コスモスに囲まれた川辺で、ござを引いて日本酒を飲んだり、ボートに乗ったり、皆、思い思いに楽しんでいます。
お祭りの露天とは違って、地域団体やジャージ姿の高校生がメインのお店が並んでいます。
延々と続くコスモス畑と相まって、穏やかで気持ちのいい風景です。

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 秋を満喫した、うまくたの路でした。全長10kmの久しぶりの街歩き、とても楽しかったです。本当にいいところでした。
余談ですが、馬来田を離れて帰途の途中、知人からの返信です。「その石碑の名前、親父のです。」とのこと、本当にご実家だったようです。
こんなこともあるのですね。離れは、ご自身で設計されたものとのことです。もう少し良く観察しておけばよかったww。

 そうそう、前回から画像サイズをサムネイルサイズに落としました。あまり拡大して見るような需要もなさそうなので、当分はこれで行こうかと思っています。
ご意見あれば、宜しくですw。

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