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にじ御殿をどう使おうか [第1期にじ工事]

 3連休も終わって、再起動です。
曇り空の下、すっかり寒くなりました。温かい珈琲が美味しい季節です。


 引越しのためのレイアウトも、住宅の設計も基本的にやることはそんなに変わらないのです。
まずは、全体の目標を決めます。基本構想とも言いますが、まあどうでもいいですね。どんな家にしたいのか、ここで大きく舵取りをするわけです。
にじ達は、ここでお仕事をするわけですので、できるだけ開放的でオープンで楽しそうな家を目指します。できれば地域に開いた設計事務所でありたいと願っているわけですし。

 目標は簡潔にまとめるのが、自分達にも解かりやすいです。
まとめてみると、こんな感じです。
1)地域に開放している家
2)ちょっとだけ優雅で楽しげな家
3)快適に見える家

3)がちょっと曖昧な表現なのは、古いおうちですから断熱もなく、高性能なサッシが付いているはずもなく、おまけに小屋裏換気まで付いていない。そんな家でどこまで快適に過ごせるかと言うのは、設計屋としての挑戦でもありますw。

 イメージとしては、小雨がぱらついたときに、気兼ねなく雨宿りできるようなやさしさのある家ですねw。

 目標が明確になったところで、次にするのはゾーニングです。ゾーニングと言うのは、土地や建物全体に対してどの機能をどこに配置するか、それぞれの空間の性格と機能に合せて大まかに割り振っていく作業です。
にじ御殿の場合は、もう器が決まっているので、各部屋に名前を付けていくのに等しいですw。
まず大きく区分わけをすると、1階は開放的なエリア、2階はプライベートなエリアになります。
機能的に割り付けると、1階は炊事、食事、応接、団欒、趣味。2階は仕事、睡眠、物置というようになります。
1階の台所は炊事、洗面室。1階洋室は居間兼趣味、応接室。2階の4畳半2間は合せて仕事部屋。2階6畳は物置兼寝室兼家事室。おおいに無理があるように見えますねww。
でも、これしか空間がないのでやりくりするしかありませんww。

 順番でいくと、今度は動線計画です。普通は客人がトイレに行く通り道や、居間を通って子供部屋に行くだとか、生活スタイルに合せて廊下や部屋割りを整理する作業なのですが、もう部屋割りも廊下も決まってしまっています。というのかにじ御殿に廊下は存在していないような気がするのですがww。
ゾーニングと動線を合せるとこんな具合になります。

005001.jpg

家が小さいとシンプルでいいですね。

 そして、各部屋のイメージと機能の整理です。これは専ら収納の割り当てみたいにも思えますが。
玄関:靴、傘、園芸用品自転車用品の収納。明るくできるだけ広く見えるように工夫する。何かちょっと驚く仕掛けがあるといいかな?
台所・洗面:調理用具、食器、食材。洗面化粧品、タオル。トイレに行くための動線になるためすっきり収納。
居間・応接:見せる部屋なので、できるだけ何も置かない。6人がけの座卓は欲しいが、ラジオ体操をするスペースの確保。TV、音楽、本、釣り道具。趣味の香りのする部屋。
仕事部屋:明るくいつでも音楽のある部屋。製図台がいつでも使える環境の確保。仕事関係のものは全てここに詰め込む。
寝室・物置:毎朝東から朝日で眼を覚ます生活を目指すw。楽に布団の上げられる押入れスペースの確保。衣類、雑貨等、行き場を失ったものは全てここに収納する。

あとは、これをすっきり収めるよう、レイアウトしていけば良いのですが、狭小住宅ですっきり暮らすためには、天井いっぱいの収納を前提にしないと難しそうですねw。

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